更新日:2018年11月29日|公開日:2016年8月8日

話の途中で内容をすっかり忘れてしまったこと、ありますか?
とくにスピーチやプレゼンの大事な場面で、穴が空いたようにぽっかりと「次に何を話すべきだったか」を思い出せなくなることがあります。

色々な人のスピーチを見てきた経験上、もっとも記憶を戻せる確率が高いのは、話の道筋を見失うまでに伝えていた内容を引き延ばしながら、話を続けることです。


例)
先日、ショッピングモールにいったんですが
フードコートに話題の天ぷら屋が出店していて、驚きました。

(次に話したい内容を忘れてしまう)

・・・驚いたというのは、今話題の天ぷら屋だったんですね。
天丼がすごいボリュームで、手ごろな値段なんです。
私もテレビで紹介されていたのを見て、ぜひ食べたいと思っていたんですが、

(テレビの影響力を語りたかったことを思い出す)


引き延ばすうちに、「あ、もともとはこれを言いたかったんだ!」と話したかったことを思い出せることがあります。

カウンセラーなども、相談者側で話す内容が飛んでしまったときに、
以前に話していたことをたどってみて、話す内容を思い出してもらうことがあります。

あるいは、講演会などで時間をかけて複数の項目に触れるときは、忘れたらあまり粘らずに「思い出したら話しますね」といって、他の項目に移った方がよいこともあります。他のことを話す中で、自分が伝えたかったことを思い出せるからです。

いずれにしても、ど忘れした話を思い返すためには、沈黙ではなく、
なにか話を続けるうちに、「次は何を伝えるはずだったか」という記憶が、言葉に紐づいて戻ってくることが多い
と感じます。


話を覚えるための、とっておきの準備法を紹介しています。
→スピーチを覚えるコツのまとめ~忘れにくい構成術&効果的なトレーニング
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この記事について

【執筆者】古垣博康
【略歴】株式会社ワクリ代表。NHKの番組制作や番組サイト運営に携わりながら、NPOの話し方教室で講師を5年間担当。
現在は話し方のプロアドバイザーとして、話し方のお悩みに役立つレッスンを開催しています。
産業カウンセラー、認知行動心理士。家族は妻と子、猫2匹。
うちの猫
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