更新日:2019年10月8日|公開日:2017年11月16日

古垣が話し方を学び始めたのは10年ほど前です。
私は、人前で話すのがとにかく苦手でした。

緊張感が高まりやすく、声が震えてしまって、話もまとまらず、聞いている方が困惑されることが多かったです。

「なんとかしないと」と話し方教室に通い始めたのですが、しばらくは相変わらずな状態でした。

一言一言を噛みしめるように話し、内容に自信を持てるように構成法を磨いて、懸命に学び続けました。教室は緊張感のある場所でしたが、どこか話を受け止めてもらえる安心感もありました。

その半年後に、200~300人ほどの聴衆を前にして話す機会を得たのですが、意外なことに成功と言える体験ができました。

緊張感はあるものの、まったく声が震えず、意識しなくても次の言葉がスラスラと出てきました。何より、構成の工夫で、聴衆の皆さんが笑ったり驚いたりと反応を頂けたのが嬉しかったです。

私のケースを、ある枠組みに当てはめながら振り返ってみます。

アメリカのミシガン大学教授のノエル・M・ティシーが提唱したのが、
「コンフォートゾーン」「ラーニングゾーン」「パニックゾーン」という3つの領域です。

コンフォートゾーンとは

心の平安が保たれる、慣れ親しんだ環境のことです。私の場合で言えば、人前で話すことを避けて、ひとまず心の平安が保たれていたのが、その状態でした。

ラーニングゾーンとは

心の平安を保ちやすい環境から一歩抜け出した場。何かに挑戦できる環境などです。
私の場合は、スピーチの練習ができる話し方教室がこれでした。自分の心身に負担はかかりますが、未体験のことに挑戦できて、良い学びができる環境です。

パニックゾーンとは

混乱してしまう環境です。何かに取り組んでみたものの、ストレスや心身への負荷が過剰だったり、その環境に適応するだけの技術がなかったりして、こうした状態になりやすいと思われます。

パニックになる手前、学びの場

話し方を習う前の私は、人前で話すとき、常にパニックゾーンにいた状態でした。その手前のラーニングゾーンを、話し方教室で体験することができました。

ほどよい緊張感の中で学びを続けるうちに、話す自信を手に入れて、ラーニングゾーンはコンフォートゾーンに。パニックゾーンはラーニングゾーンへと変わっていきました。

教室は「恥をかいてよい場所」です。
参加される各人にとって、ほどよいラーニングゾーンとなる各講座やイベントをご用意しています。

一度体験して、それでも混乱が激しい場合や目標を見定めたい場合は、個別のご相談も行っていますので、ご活用ください。

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この記事について

【執筆者】古垣博康
【略歴】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト運営に携わりながら、NPOの話し方教室で講師を5年間担当。
現在は話し方のプロアドバイザーとして、話し方のお悩みに役立つレッスンを開催しています。
産業カウンセラー、認知行動心理士(認知行動療法カウンセラー)。家族は妻と子、猫2匹。
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