こんな自覚はありますか? |
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・会議などで、考えながら話すのが大変。準備すれば、まだ話しやすい。 ・プレッシャーがあると、言葉を噛むなど発話が不安定になりやすい ・新しい環境に馴染むときに、不器用で苦労することが多い |
人が話すとき、脳ではさまざまな作業が行われています。
例えば、「内容を検討」「適切な言葉を選ぶ」「発話のコントロール」「緊張感の制御」など。
しかも、知らず知らず、マルチタスクと言われるような、並行作業になっていることが多いのです。
重要な場での発言なら、「プレッシャーを制御」「言葉を選ぶ」「発話する」といった作業を並行して行います。
もともと、マルチタスクが不得意な人は、余計にこうした作業で苦労されます。
その結果、脳の処理が追いつかずに、発話がうまくできない、あるいは内容をよく検討できない、話が支離滅裂になりやすい…、そうした何らかのパフォーマンスが崩れてしまいやすいのです。
対策として、有効なのは、「型」を学ぶこと。
例えば、頭の中の情報を点検して、意見をまとめる技術(情報整理)。
また、話の道筋を構築する技術(情報構築)。
そうした方法の「型」を習得しておくと、「内容検討」や「言葉選び」といった作業を、効率的に素早く進めることができます。
結果的に、脳の余力ができて、発話なども安定しやすいのです。
緊張感の制御ができて、心の余裕をもって話せる人も多いです。
とくに、「初めてのことに戸惑いやすい人」は、最初はご自身の不器用さに悩まれがち。
しかし、型を学ばれると能力を発揮しやすくなって、楽になる方が多いと感じます。
(これは、話し方だけでなく、仕事面にも通じます)
当会では、「人前で話す」「説明」「会話」において、10年以上の研究を元にした、様々な型をご紹介しています。
ぜひ、自分の力を発揮しやすくするため、学びを深めてみてください。
人前での話し方 基礎講座~情報構築と記憶術~
会話力を伸ばす個別レッスン(全8回)
説明力を磨く 個別レッスン
経営者、専門家、管理職向けスピーチ個別レッスン
補足
実は、講師である私自身も、もともとは不器用で初めてのことに苦労したタイプです。
型を研究することで、即興のスピーチや会議でのディスカッションに楽に参加できるようになりました。もともとは引っ込み思案でしたが、今は仕切る側にまわりたいタイプです。
学びの効果を味わえるのが、話し方の勉強の面白さだと感じます。