更新日:2022年9月13日|公開日:2019年10月23日

そもそも、人前で話すことに慣れていない人や、そうした場面を避けてきた人にとって、スピーチやプレゼンテーションは「非日常の時間」

しかし、スピーチを学ぶと、人前に立つことが日常に近い行為に変わります。

というのは、「話の構築」「緊張感の制御」が自然とできる、いわば「スピーチ脳」が自分に備わったような感覚を味わえるためです。

学びから実際に得られることを、この記事でご紹介します。

そもそもスピーチとは

スピーチには、公式があるんです。

スピーチは、「事実 + メッセージ」がお勧めの要素。

事実(エビデンス)を踏まえながら、メッセージ(意見、感想、提案)を伝える。こうした筋道立てた語りには、説得力が備わります。

こうした伝え方のトレーニングは、「会議の発言」「プレゼンテーション」「講演」などにも幅広く生かせて役立ちます。

スピーチを学ぶことで得られる、人前で話すチカラの基本です。

緊張感の中で、話すことに慣れていける

会場で話すことが、緊張感に慣れる一歩

3,000人以上の皆様を教室で見てきましたが、トレーニングすると多くの人が「意外に、私は話せるんだな」と感じます。

「自己効力感」とも言いますが、講師など他者を前にした練習により、自分の話が通用することを体験できるのです。

また、人によっては、

・自分の話は面白くない(人に聞かせる価値がない)
・自分はうまく伝えられない

そんな考え方が、知らず知らず根付いていることがあります。

こうした考え方によって行動を抑制してしまう点が、認知行動療法では重視されます。

トレーニングする中で「自分の話は聞いてもらえる」といった考えが脳に染みついていくと、人前に立つ抵抗感が薄まっていきます。むしろ話すことの喜びすら、生まれます。

もし、あがりが激しい場合は、個別のカウンセリングから始めるのがお勧めです。

段階を踏みながら、大勢の前で話すことに慣れていけます。

「オンライン」「東京都の教室」で受講可能
話し方・あがり症 総合カウンセリング

「話すための言葉」が身に付く

言葉のリストを入れ替えませんか?

「話すこと」は、「書くこと」ほど情報を詰め込むことはできません。

情報を詰め込むと、聞き手のアタマが一杯になって話についていけなくなります。

また、話し言葉として、聞きやすい単語の選択も必要です。

スピーチを学ぶと、話し言葉が馴染んできて、相手が理解しやすい伝え方が身につきます。

情報整理ができる

情報整理を学ぶと、話し方の悩みが解消します。

スピーチでは、人に分かりやすく伝えるために、「頭の情報整理」を訓練できます。

話す前によく考え、「本当に伝えたい事」を整理して見つけ出す作業です。

スピーチを意識的に作るほどに、そうした訓練ができます。

教室の受講者からは、普段から「相手に話が伝わりやすくなった」「とっさに話を構築できるようになった」というご感想をよく頂きます。

しかも情報整理は「書くこと」や「問題を解決するための論理的思考」にも役立つ、大事な技術です。

トレーニングしておくと、様々なビジネスシーンで役立ちます。

考えを成長させられる

スピーチを通して、自分自身の考える力を養うことができます。

教室のスピーチでは、基本的に自分の体験談を元にすることを推奨しています。

Webや本、テレビの情報をスピーチにすると、誰かが編集した情報をそのまま利用していることになりがちです。

そのため、「借り物の言葉」を使っている印象や「他人のフンドシを借りて相撲をとっている」ような印象を聴衆に与えることがあります。

また、すでに情報整理がされているため、メッセージを構築する訓練としては不十分です。

仕事や生活から、自分なりのメッセージを生み出す訓練をすると、自分の頭で考えるチカラが養われます。

最初は「難しい」と感じる人でも、教室で他の参加者の話を聞くうちに、簡単にメッセージを構築できるようになります。

より深く学ぶために

「緊張感に慣れる」「話すことに慣れる」などを目指すなら、話し方教室に参加するだけでも、もちろん効果があります。

ただ、自分に変化を起こしたい場合は、負荷をかけて学ぶと、得るものは大きくなります。

教室には、さまざまなステップに合わせたレッスンがありますので、ご自身に合わせてご利用ください。

「オンライン」or「東京都の教室」で学ぶ

スピーチの基礎や情報整理の奥深さを学べる
速習!人前での話し方 基礎講座

基礎を学んだ人向け 場数を踏みながら技術を高める
人前での話し方 中級レッスン

話し方の継続トレーニング
みんなのとーくクラブ

経営者、専門家、管理職向け
人前力が変わる スピーチ個別レッスン

欧米では、人前で話すプログラムが教育の中に組み込まれるなど、ごく自然に聴衆の前で話す練習ができます。

日本でも、そうした取り組みが始まりつつあり、これからの若い世代は、人前で話すことの苦手意識は、変わってくるかもしれません。

時代の変化に負けぬよう、話すチカラを磨いてみてください。

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執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
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