更新日:2019年10月8日|公開日:2017年2月27日

話し方のアドバイスでは、思いがけないことを指摘されることがあります。

以前、私が受講生だったころに「心に残ったこと」というお題のスピーチで、自分の専門分野のネタを語ったところ、主催者からは「そーんなものが、何の役に立ちますか」と冷やかに笑われたことがあります。
「心に刺さるコメントだなー」と感じもしました。でも今思うと、聴衆に合わせて話を選ぶ配慮がなかったので、当然の評価だったと思います。

当時は、人からフィードバックをもらって認識のズレを調整していく経験が足りなかったと痛感します。

「ジョハリの窓」という概念があるのでご参考まで。自分自身への理解やコミュニケーションの在り方を見つめるためのモデルです。
ジョハリの窓では、4つの領域があると考えます。

「盲点の窓」は、自分が知らないけども他人は知っていること。他人からフィードバックをもらうことで、狭めていくことができます。
「秘密の窓」は、自分だけが知っていること(他人の目から隠したいことも含む)。自分をありのままに認め、オープンにしていくことで狭めることができます。 もちろん、秘密にしたいことを、すべて人に見せる必要はないのですが、自分をありのままに認めて、「人に見られてもいいや」と考えると楽になることがあります。

盲点の窓秘密の窓を狭めることで、未知の窓も狭まります。(=新しい自分と出会えます)
話し方を学ぶことも、盲点をあぶり出し、自分をありのままに認めることで次のステップに移れます。

悩んだままでいるよりも、一歩を踏み出せば、盲点に気づかされたり、自分を認められたりします。レッスンをぜひご自身のために活用してください。

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この記事について

【執筆者】古垣博康
【略歴】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト運営に携わりながら、NPOの話し方教室で講師を5年間担当。
現在は話し方のプロアドバイザーとして、話し方のお悩みに役立つレッスンを開催しています。
産業カウンセラー、認知行動心理士(認知行動療法カウンセラー)。家族は妻と子、猫2匹。
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