今回は「濃密な学び方」のコツをご紹介。
「グループ」+「個別」という受講方法も一手です。
ただ、グループレッスンだけでも、以下のポイントを押さえると、学びが色濃くなります。
情報の扱い方を徹底して見つめる
頭の中の情報整理ができて、適切な表現の仕方がわかると、話し方に自信がつきます。
そのためには話す内容を推敲することが、よいトレーニングになります。
推敲するポイント |
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・本当に伝えたいことを、言葉で表現できているか ・適切な情報量か(引き算、足し算) ・分かりやすい伝え方か(言葉や文脈、情報の流れ) |
例えば、登山隊が頂上に挑むときに、「アタック」という表現を使います。
行く先に困難があろうとも、果敢に立ち向かっていく感覚。
話す内容を考えるときも、伝わる原稿になるよう、何度かアタックを試みる。
「推敲」とは、そんな作業です。
一度でダメでも、頭を冷やしつつアタックを繰り返すと、より良い原稿になります。
素晴らしいコトを言おうとするのではなく、相手に伝わることを優先する。
そんな冷静さも必要です。
話し方教室で原稿アドバイスを受けておくと、スッキリとした構成で、相手に深いメッセージが伝わることが分かります。
推敲のコツを知りたい方にお勧めです。
メンタル面を磨く
教室は「恥をかいてよい場所」です。
普段は会議の席で「こんなこと言っていいのだろうか」と不安になる人も、ご安心ください。
聴衆の前で話す練習をするうちに、「自分のメッセージを話してもいいんだな」という、自己開示のチカラが育ちます。
ときにはアドバイスを元に、どの程度の自己開示をしてよいものか。そんな加減も考えてみましょう。
なんでも話して良いわけではなく、聴衆の前で、適切な深さの自己開示ができるようになります。
また、緊張感の原因がつかめてきます。
例えば、「~べき」といった義務感に縛られて、ぎこちなく話している人がいます。
そんなときは、心から楽しいと思えることを題材にしてみると、解放されることも。
教室のプログラムを受けつつも、ご自身で何が足かせとなっているのかを分析。
そして、話す題材を工夫しながら、気持ちの在り様が変わる話をしてみる。
すると、あがりの程度が変わっていきます。必要に応じて、講師のアドバイスも受けてみてください。
※短時間なら教室でご相談可能。じっくり相談したい方は、カウンセリングをご活用ください。
まとめ
ことばの時間では、継続して学びやすい仕組みを導入していますが、その中でも集中して学ぶ時期を持つと、学習効果が変わることがあります。
とくに、苦手なスキルの改善にお勧めです。
「何を学ぶとよいか分かりづらい」人は、教室の前後でご質問ください。
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