更新日:2019年10月8日|公開日:2018年11月15日

レジリエンス(Resilience)とは「回復力」「復元力」「弾力性」などと訳されます。
ときに、ストレスに対応できる「しなやかな心の強さ」を表します。

話の苦手な人に見かけるのは、過去の失敗などが原因で、苦手な場面で本来の対応力を失っていること。

私はもともと吃音と、緊張時に声の震えがありました。

社会人になってしばらくは、気に留めないようにしていましたが、
だんだんと人前で話す機会と責任が増すにつれ、自分のできないことが露呈します。

やがて苦手なことに意識が集中していった結果…


  • ・会議で発言をしても声が震えて、周囲が言葉を聞き取れない。
  • ・吃音が激しく、電話で自分の名前さえきちんと発音できない。

ほかに本来はできていたことも調子を崩しました。

今考えてみると、心が弾力性を失って、へこんだまま元に戻れない状態だったのだと感じます。

私は教室に足を運んで、話し方や発声を学び始めました。

最初は苦労しましたが、基本を教わりながら、


  • ・一音一音、丁寧に話す。
  • ・考える速さで話すのではなく、話すためのほどよい速さを作り上げていく。

そんな技術面の試行錯誤を自分で続けました。

だんだんと声の震えは落ち着き、吃音も気にならない程度まで改善できました。

同時に、心理面でも大きく変わりました。

教室の課題に挑むうちに、緊張感や苦手を意識するよりも、頭の余力を「どうしたらよいか」に割くことができるようになります。

苦手な事でも、課題への「対応」に意識を向け続けることで、
ストレスに負けないで行動する力強さが身についていけました。

話し方教室ではアドバイスも受けられますが、
そうして課題に対応すること自体、大事なトレーニングです。

焦らずとも、話し方を学ぶ人はそれだけで一歩を踏み出している皆さんです。
ご自分の課題への対応力をじっくりと上げていってください。

苦手な場面でも落ち込まずに、ご自身の力を発揮しやすくなります

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この記事について

【執筆者】古垣博康
【略歴】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト運営に携わりながら、NPOの話し方教室で講師を5年間担当。
現在は話し方のプロアドバイザーとして、話し方のお悩みに役立つレッスンを開催しています。
産業カウンセラー、認知行動心理士(認知行動療法カウンセラー)。家族は妻と子、猫2匹。
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