更新日:2021年5月18日|公開日:2019年1月30日

人前で話す機会が控えていて、推敲で行き詰まることはないでしょうか。

・準備するうちに話の面白味が消えてしまう

・アイデアが膨らまなくなる

・知識が足りず、描きにくい

私の場合は、基本的に2本の話を並行してつくる「ダブル推敲」で乗り切ります。

話をするのは、そのうちの1本ですが、それでも2本分をつくります。

「そんな無駄なことはできない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、本番が控えているときは、火事場の馬鹿力が出るので、案外、多くの人がやっているのでは?と思うのですが。

ダブル推敲には、以下のようなメリットがあります。

推敲に勢いが生まれる

ゆったり過ごすよりも、忙しく何かに取り組んでいるときに、脳がよく働いていると感じることはないでしょうか。

話をつくるときも、2本分の推敲に取り組むと、自然と、脳の出力が上がって話をつくることに勢いが生まれるのです。

私も自分にエンジンをかけるために、無意識のうちにダブル推敲を始めていることが良くあります。

スランプに陥りにくくなる

とくに怖いのが、途中で行き詰まったときに、思考が停滞すること。

タイヤが溝にはまるように、いったん思考が立ち止まると、抜け出しにくくなることがあります。

(作家がスランプと呼ばれる状態も、こんな感じかもしれません)

2本を同時につくっていると、1本が停滞しても、もう1本が案外カンタンに仕上がることも。

また、別の原稿を書く間に、思考回路のバイパス(迂回路)ができて、行き詰まった原稿が先に進むことがあります。

前項に書いた、出力が上がっていることと関係しているかもしれません。

頭の整理がしやすい

最初は一つの案でも、情報を整理するうちに、2本の話に分類できることがあります。

その場合、机が2倍に広がったような感覚で、作業がはかどります。

しかも、2本とも仕上がった時は、話のストックが増えるので嬉しいものです。

もちろん、本番ではどちらか1本を話すのですが、2本分を作ったエネルギーは、話し手の内側に宿ってプレッシャーに負けにくくなります。

まとめ

今回、ご紹介したメリットは以下です。

・推敲に勢いが生まれる
・スランプに陥りにくい
・頭の整理がしやすい

また、作成に行き詰まってから別の話を作るよりも、最初から2本を同時に作っておく方がリスクが少ないとも考えています。

全ての人にオススメというわけではありませんが、筆が進みにくいときのご参考まで。

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執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集を担当、話し方を10年以上研究。現在は話し方講師、認知行動療法カウンセラー。
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