更新日:2021年5月18日|公開日:2019年1月28日

「話が長い気がする」

「この話は頭が一杯になりやすい」

「結局、何を言いたかったの?」

自分が聞き手であれば、こんな感想をもつことは可能です。

しかし、自分の話については感度が鈍ります。

・最後まで疲れずに聞ける

・理解のしやすさ

そんな最低限の条件を満たすのが、いかに難しいことか。
さい
訓練しないうちは、自分の話が伝わっているのではなく、相手が頑張って理解し、最後まで付き合ってくれている。

そのような状態がほとんどです。

これは、話だけでなく、書くことも同様。

私も新人時代のコラムに「この文章は読めないね」と編集者が言ってくれたことがあります。

そのときは、情報の引き算が足りず、間延びした原稿を書いていました。

そんな状態から変わるには、聞き手の気分に頭を切り替えて、話を客観視する感覚をもつこと。

良い方策を2つご紹介します。

話を録音して聞く

自分の料理の出来を知るには、味わってみること。

同じように、自分の話を録音するなどして、あとから聞いてみる。

すると、「情報量が適切か」「理解しやすい内容か」を、聞き手の気分になって感じやすくなります。

「なんとなく長いな」「この辺りでアタマが疲れる」そんな感想を持てたら十分です。それが、伝え方を見直す足場となります。

なお、録音した直後は、話し手としての感覚が残りやすい状態。

少し時間を置いてから聞いた方が、より客観的な感じ方ができます。

他人のやり方を参考に

例えば、美味しい料理を食べると、自分の作ったものとの違いが何となくわかります。

できれば、スピーチや講演も、他人の話をしっかり観賞すること。

今は、リアルでもネットでも、そうした機会を得やすい時代です。
また、とくに話し方教室は、他人の話をじっくり味わえるチャンスでもあります。

上手な人がいれば「分かりやすい」「最後まで話が頭に入る」そんな感覚を味わえます。

その感覚があれば、自分の話の推敲力も高まっていきます。

もちろん、他人から直接、原稿にアドバイスをもらうのも、上達の近道です。

客観的な助言を得ることができます。


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執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集を担当、話し方を10年以上研究。現在は話し方講師、認知行動療法カウンセラー。
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