更新日:2026年1月1日|公開日:2019年4月18日

「人前で、どんな話をしたらよいか分からない・・・」

そんな声をよくお聞きします。

スピーチを含め、様々な話における「ふさわしいネタ」が分かる感覚。

それを、このブログでは「話の相場観」と呼んでいます。

どうしたら「話の相場観」が身につくのか、今回ご紹介します。

盲点に気が付くと、自分の殻が破れる

教室である日、受講しているAさんから、相談を受けました。

「朝礼で、どんなことを話したらいいのでしょうか?」

スピーチをする番が回ってくるそうで、考えている真っ最中とのこと。

案をいくつかお持ちでしたが、いずれも2~3分の話としては聞きごたえが薄く、スピーチになりづらい印象でした。

でも、Aさんはアイデアを語り終わったあとで、ふと「最近、こんなことをしているんですけど…」と、日記をつけている話をされました。

簡単に概要をお伝えすると、


日々、短い日記をつけるうちに、自分の生活の無駄がわかってきて、効率のよい1日の過ごし方が分かってきた。


という話。

私は「これはスピーチにできます!」とお伝えしたのですが、Aさんは不思議そうな顔をしていました。

「そんな話でいいんですか?」としっくりこない様子です。

そして、後日・・・。

Aさんから、「朝礼で日記の話をしたら、上司から良かったよと評価されました!!」とのメール。

ご本人はやってみて、「今まで等身大の自分で話せていなかった」と感じたそうです。

これは、話し方を学んでいる人によくあるケースです。

そもそも、自分の経験考えに、価値があるのに気が付かない。

一方で「他人に賞賛されるような、すごく良い話」ばかりを求めてしまう。

自分の日常が、話のネタになる気がしていない。

こうした盲点に一度気がつくと、自分の日常が「話題の宝庫」だと分かります。

一方で、「自分が熱狂的に良いと感じることが、他人には響かない」こともあります。

むしろ、自分のセンスに自信がある人ほど、話の相場観が不足すると、他人に響かない話をしがちです。

人前で話を披露するうちに「え、こんな話でいいの?」という意外な発見があると、肩のチカラを抜きながら、話をしていけるようになります。

話の相場観を磨くには

ことばの時間の教室では、「日常のネタ」をどのようにしてスピーチなどの話題に変えていけるか、具体的にお伝えしています。

ぜひ、「等身大の自分が話せること」に自信を持ち、話す場に挑んで頂けたらと願っています。

当会の電子書籍・無料プレゼント

電子書籍の表紙画像

「話の構築が瞬時にできない」「人前で緊張する」などの「話す悩み」に対する適切な学び方を、論理的に解説。当会の推奨講座も掲載した一冊です。当会のメール配信(無料)に登録後、ダウンロードできます。

執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
講師詳細  話し方オンラインレッスン開催

ことばの時間通信(無料メルマガ)

「話し方ノウハウ」&「講座情報」週1回配信
※登録解除はいつでも可能です
記事大分類から探す
タグから記事を探す

講座ページアクセス順位
  1. 人前での話し方講座
  2. あがり症改善の個別レッスン
  3. 説明力を磨く 個別レッスン
  4. 会議・ディスカッション講座
  5. 会話力を伸ばす 個別レッスン