更新日:2019年10月8日|公開日:2017年8月5日

世の中には、いろいろなボイストレーニングが生まれています。
良いトレーナーや適切なプログラムと出会えれば、声質の改善などに良い効果をもたらすと私は感じます。

私自身も昔、3年間ほどボイストレーニングに通ったことがありました。もともと声が小さく、人前では大きな声を無理やり出してはノドを痛める日々でした。

私が通ったのは大勢の生徒さんを抱えたボイトレ教室です。
トレーナーがマンツーマンで、「歌うため」ではなく、「話すため」のボイストレーニングをして下さいました。その指導のおかげもあって、声が比較的安定し、印象が変わったと思います。

しかし、大きな声を楽に出せない点は、実はそれほど変わりがありませんでした。
毎回、無理をして声を出し、レッスンを受ける度にノドが枯れていました。

ノドが何かおかしいのではないかと病院にかかりましたが、とくに異常は見つかりません。

トレーナーさんも熱心に稽古してくださいましたが、目立った変化が起きません。
結局、3年通ったのですが練習が辛くなり、私は仕事が忙しくなった事情もあって、ボイトレ教室に通うのをやめました。

その後も自分で研究を続けたのですが、なかなか突破口は見つからず。。
5年ほど経ち、声が出づらい一因として、心理的なブロックの影響が分かったのは、カウンセラー修行をしてからでした。

私の場合は、他人がいる空間で自分を抑えてしまう傾向があり、その対処法を見つけると、とたんに声の出方が変わりました。声専門のトレーナーの方がここまでの原因を理解することは、難しい面があるかもしれません。

このように、一言に「声の悩み」と言っても、多様な原因があると思います。
適切なボイストレーニングは効果を見込めると感じますが、うまくいかない場合は、様々な角度から原因を探るのが、悩みを解決する近道かもしれません。

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この記事について

【執筆者】古垣博康
【略歴】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト運営に携わりながら、NPOの話し方教室で講師を5年間担当。
現在は話し方のプロアドバイザーとして、話し方のお悩みに役立つレッスンを開催しています。
産業カウンセラー、認知行動心理士(認知行動療法カウンセラー)。家族は妻と子、猫2匹。
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