もし突然、仕事などで「責任がある、重要な決断」を、任せられたら。
あなたは「誰かの意見を頼りにしたい」でしょうか。
それとも、自分である程度は考え、「自信のある決断ができる」でしょうか。
受け身な性質があると、もともと「物事の優先順位」を自分の頭で決めてこなかった習慣があります。
だから、決断を下すことが、苦手になりがちです。
社会人になっても、判断力のある人の決定に従いやすいことがあります。
実は、話し方との関連性は随分とあります。
受け身な人ほど、「情報の優先順位」を突き詰めず、漠然と大量の情報を語っていることが多いです。
だから、話が漠然としていて、的を得ていないことがある。
また、ディスカッションなどに参加して、適切に批評することも、苦手です。
何が良いか悪いか、様々な思考を巡らせて優先順位を決める。そんな行動が苦手なのです。
改善に本気で取り組みたい場合は、「話す原稿」を作り込む中でも、自分を磨いていけます。
やることとしては、最初は「原稿の推敲を惜しまない」こと。
数回書き直すだけだと、まだまだです。
人によっては10回、20回以上は書き直す中で、だんだんと「自分の初期のアイデアへの執着」が減っていきます。
するとようやく「本当はこれを語ったほうが良いな」「伝えたいのは、むしろ別のこと」など、優先順位の高い情報を考えて、選べるようになります。
実際に、レッスンのご感想を頂くと、多くの人が推敲の先に、優先順位を掴んでいらっしゃいます。
大変だと感じるかもしれませんが、「発信力」「仕事上の意思決定力」を磨くためには、人生のどこかで通る道かもしれません。
優先順位を冷静に考えられると、「物事を考え抜く力」にもなるので、自分の自信になります。
レッスンでは「原稿アドバイス」で、優先順位を考え抜くためのサポートもしています。
利用されると、より実践的に学べて、優先順位を理解する視点を得られることが多いです。
ぜひ活用なさってください。