公開日: 2022年11月9日

「二兎を追うものは一兎をも得ず」

実はこちらは「マルチタスクが苦手な人」向けの言葉でもある、と私は感じます。

並列作業が苦手な人は、仕事などで「気になる問題」が生じると、そこに意識の大半が集中しがちです。それによって、別の作業の停滞を実感する人も多いのでは、と思います。(=二兎を追うのが大変になる)

一方、マルチタスクが習慣になっている人は、気になる問題に対処しながら、他のことも進められます。

私は元々、マルチタスクが苦手。軽い用事なら二兎を追えても、負荷の高いことは並列で進めるのはツライと感じていました。

その状況を改善するために、私が仕事や原稿執筆でやってきたことをご紹介します。

【1】集中力が高まる時間帯、「負荷の高い作業」に注力

一日のうちで何回か、作業効率が上がる時間帯はあります。

いつもなら停滞しそうな作業でも、自分の思考処理力が高まっているので、ドンドン進められる。そんな実感が湧く時間帯です。

この時間帯に、負荷の高い作業を一つずつ、こなしていきます。

【2】予定に流されない

こちらも大事ですが、作業効率が上がる時間帯に、作業と関わりのない予定はなるべく入れないようにします。

予定を入れないと、最初はダラダラするかもしれませんが・・ひとまず椅子に座ることがスタートです。作業が効率進むことが快感で、意外と習慣になります。

いかにして「集中力が高まる時間帯」を捻出するか

これも大事なポイント。というのも、出勤、あるいは家に居ると、すぐやること(緊急度の高い作業)に追われて、「負荷の高い作業」が後回しになってしまう。こうした人は少なくないと思います。
(「緊急度の高さ」と、「負荷の高さ」は、必ずしも同一ではありません)

対策として、朝早くから活動を開始して、緊急度の高い作業を合わせて片付ける人も居ます。朝の時間帯は「作業効率が上がる人」が多いので、確かに理にかなっています。

また、夜もダラダラと過ごしがちですが、意外とパフォーマンスが上がる時間帯はあるはずです。私も子供たちが寝静まったあとは、わりと学びなどが進みます。

マルチタスクも得意になれる

ここまでにご紹介した方法はマルチタスクではなく、シングルタスクで難題と向き合う方法です。

しかし大事なことは、「負荷の高い作業」を乗り越える中で、「作業の取り組み方や、効率化の技術」は磨かれる、ということ。マルチタスクは、遥かにやりやすくなります。

マルチタスクが苦手な人は、同時並行で作業を進めるだけの技術が、まだ身についていないことも多いのです。
まずは、自分の最大火力で、難題を打ち破り、技術を磨く。これがオススメです。

また、最後に一つ大事なポイントをお伝えします。

【3】仕込みのような作業は前もって進めておく。

例えば私の仕事なら、原稿の簡単な下書きを済ませるなど。その上で、パフォーマンスが上がる時間帯に、一気に勝負をかけて、作業を完成に近づけます。

こうした作業の緩急が分かると、負荷の高い作業は、苦しさが減ります。
仕事や学びの苦しいときも、乗り越えやすくなります。よかったら、お試しください。


執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
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