更新日:2023年6月16日|公開日:2023年6月10日
こんなお悩みはありますか?
・話す内容が浅いと感じる
・自分への批評力が足りない気がする
・立場にふさわしい、深みのある話し方をしたい

考えが深まらない場合は、「本を読むと良い」といった話もあります。
私も本は好きでよく読んでいました。
確かに本は、作者の視座の高さや、役立つ知識も教えてくれる存在です。

でも、それだけでは、「自分の話が深まった」という実感が、湧きづらい人もいます。

今回は、仕事などにも通用する、「深く考えて話すコツ」をご紹介します。

自己批評力を磨く

多くの人に認められる意見には、適切な自己批評をした跡があります。

いわば、「批評の前払い」を自身で行い、「他人の評価に耐えられる考え方」を生み出しています。

ちなみに適切に批評するために欠かせないのは、まずは自分への理解です。

認知療法や認知行動療法では、「認知(捉え方の習慣)」という言葉があります。これはパソコンのOSのようなもので、自分の思考基盤です。

そのOSを上書きすることで、より新しい仕組みに適応しやすくなります

まずは、自分の考え方の傾向などを客観的に把握すること。それが思考の枠を広げて、批評力を磨く一歩になります。

話す前に考える習慣を持つ

考えが浅いうちは、直感や感覚に従って話すことが多いのです。

話す前に思考を十分に働かせる「溜め」がない人もいます。

だから話す前に考えるより、話をした後に後悔しながら考える時間が長くなりがちです。

それよりは、話す前に状況を整理したり、一番の問題は何かを見抜いたりすること。

当会でも即興で話す練習をしますが、話す前に考える習慣を鍛えるものでもあります。

準備の際に、点検で深めるコツ

「選択的注意」という心理学の研究があります。

たくさんの情報があっても、その中の特定のものに人が意識を向けられることです。

これにはちょっとしたコツがあります。
例えば「部屋にある、赤い物に注目しよう」と考えると、実際に赤いアイテムを見つけやすくなります。

だから、発表用の原稿チェックでも、ぼんやり見つめないことが大事。

例えば、「前半と後半の論旨は矛盾していないか?」と意識を集中。
すると、矛盾点などを発見しやすくなります。

あるいは「ブロックごとの情報量が適切か」という点だけを調べる。すると、情報の多い箇所に、意識が集中しやすくなります。

このように自分の話し方を深めるためには、どこに意識を向けるとよいのかを学ぶと良いのです。

まとめ 受動的ではなく、能動的に批評するチカラを磨く

  • ・自己批評力を磨く
  • ・話す前に考える習慣を持つ
  • ・準備の際に、点検で深めるコツ

以上の深く考えて話すコツをご紹介してきました。

いずれも、受動的ではなく、自分自身で能動的に批評するなど考えるチカラだと言えます。

当会でも、考えるチカラを養いながら、話し方を磨いて頂いています。

執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
講師詳細  話し方オンラインレッスン開催

ことばの時間通信(無料メルマガ)

「話し方ノウハウ」&「講座情報」週1回配信
※登録解除はいつでも可能です
記事大分類から探す
タグから記事を探す

講座ページアクセス順位
  1. 人前での話し方 基礎講座
  2. 説明力を磨く 個別レッスン
  3. 会話力を伸ばす 個別レッスン
  4. みんなのとーくクラブ
  5. 経営者・専門家向けスピーチレッスン


カウンセリングアクセス順位
  1. あがり症改善 認知行動療法
  2. 話し方・あがり症総合カウンセリング
  3. 評価軸と自信のカウンセリング