更新日:2022年9月3日|公開日:2022年8月19日

〜このような実感はありますか?〜
・人前で話をしても、「うまく伝わった」という手応えを感じられない。
・自分の意図と、聴衆の理解がうまく噛み合っていない気がする。

この場合、「話の焦点が絞れていないこと」も要因になりますが、意外な点大きな影響を及ぼしていることがあります。

それは、「言葉や話の、抽象度が高い」こと。
「抽象度が高い」とは、情報が漠然として、様々な解釈余地が生まれやすい状態です。

1−1. 抽象度が高い言葉の例

業務の中で成長を感じられない。そうした経験はないでしょうか。


下線部における「成長」とは、「人としての総合的な成長」か、あるいは「スキルの成長」なのか。

意図を汲み取ろうとしても、ふんわりした印象で、よくわかりません。

1−2. 具体性のある言葉にアレンジ

業務で必要なスキルが、なかなか身につかない。
そうした経験はないでしょうか。

下線部のように具体的に表現することで、聞き手が理解しやすくなります。

なお、言葉だけでなく、一文の要素が多く、話が漠然と伝わるケースもとても多いものです。

2−1. 一文の要素が多い例

この皿洗い用のスポンジは、水切れがよくて丈夫で長持ちしますし、お財布にも優しい価格です。

この情報は、「水切れが良い」「丈夫で長持ちする」「お財布に優しい価格」を一度に語った例。

一見、問題が無さそうですが、耳で聞くと様々な情報が一瞬で頭を通り過ぎます。

印象に残りにくく、しかも一つ一つを深堀りできていないので、浅い内容しか伝わりません。

2−2. 具体性のあるアレンジ

この皿洗い用のスポンジは、水切れがよいので清潔に使えます。しかも、丈夫な材質で長持ちする製品です。そして、品質が良いのに、お財布に優しい価格なのです。

これならば、一つ一つのポイントがしっかりと伝わります。

意外と、経営者講師業など、人前に立つことに慣れている人でも、こうした話をされている例は多いものです。

とくに留意したいのは、話の場合は聞き手が「立ち止まって考える時間」が、あまり無いこと。
話す人のペースで、どんどん話す内容が先に進んでいきます。

途中で漠然と伝わる箇所があると、情報のノイズとなって、聞き手の頭をかき乱します。

改善するには、「アウトプット」から「批評」に意識を切り替えて、原稿を丁寧に点検すること。

原稿化する習慣がない人は、まず書き起こすことが、上達への近道です。

当会のコースでは、実践的な練習を通して、短期間で上達して頂くことが可能です。


執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
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