- 「人前に立つことが、そもそもイヤ」
- 「注目されることがストレス」
- 「話す内容に自信が無い」
「自信の無さ」や「慎重さ」から、大勢の前に立つことを避けがちな人がいます。
注目されることをどこかで警戒し、刺激の少ない穏やかさを求めてしまいます。
もし人前に出てしまうと、否が応でも注目され、自分の不慣れな点までさらすかもしれません。
ひっそりと抱えこむストレスなら、まだ良いのだけど・・・。
公の場で恥をかくことが怖い。
あるいは、話せないこと(組織や誰かの役に立てないこと)が、恥ずかしい。
どちらかと言えば、あがりやすい人は仕事に責任感をもち、努力している人が多いのです。
だから余計に、人前で思うように話せないことが、自分にとっての欠点になってしまいます。
講師の私自身、覚えのあることです。
もともと、人前が大のニガテ。
だけども、人前に立つ機会が多いテレビ業界に入ってしまいました。
プレゼン、スピーチ、収録前の前説など、わりとたくさん、人前で話すことを経験しました。
最初は自己流で出来る限り、対応していました。
いや、正確には、できるだけ、スピーチの機会などは避け続けていました。
しかし、キャリアを積んでくると、逃げられなくなります。
仕事をするだけでなく、チーム代表として、人前に立つ機会も増えていきます。
教室の皆さんに聞いても、苦手を隠す限界を感じるのはそんなときのようです。
学び始めてみると、最初は、少ない聴衆の前で話すときさえ、声が震える人も少なくありません。
(人数の問題だと感じていたら、実はそんな理由ではないことがあります)
でもしばらく、話し方の技法や、心理面について学びを深めていくと、なんだかしっくりくる学びだと、気が付く人が多いようです。
苦手で嫌っていたけれど、正面から取り組んでみると、意外に奥が深くて面白い。
学んだことを実践していくと、日常の中でも、自分が苦手な場面にだんだんと適応できることを実感できます。
「視界が開けた気がする」
「行動が広がった」
そんなご意見を頂く事が、非常に多いのです。
私自身もいつの間にか「話し方」の学びが、とても好きになっていました。
苦手な分野でも、「楽しめる点」が増えるほどに、積極性や安心感が生まれます。
「人前を嫌っていた人」が、いつの間にか、会議やプレゼンで、話したくてウズウズしてい自分に気づくことがあります。
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、話すこと自体は怖くても、「話し方」の学びを楽しめるようになること。段々と行動が変わってくる人が多いものです。
話し方の学びの奥深さに触れてみてください。
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