こうした症状はありますか? |
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話をしていて、どうしてもカミカミになる |
焦って早口になりがち |
よくあるのが、「緊張によってソワソワしているとき」、また、「気持ちに焦りがあるとき」に、最初の言葉からスピードコントロールを手放してしまうこと。
それ以降は、スピードもリズムもコントロールしづらくなる状態です。
過去3,000人以上のトレーニングをした経験では、そうしたケースが非常に多いのです。
滑舌練習をやると、わりとこのことを手軽に実感できます。
当会のTwitterをもとに、お試し頂いても良いでしょう。
滑舌の朝トレにどうぞ。
「書写山の社僧上」
(しょしゃざんのしゃそうじょう)わたしは久々で噛みました😵
(滑舌練習の定番、「外郎売り」から) pic.twitter.com/DNIkx6i9b4
— ふるひろ|思いをカタチに|スピーチコーチ、カウンセラー (@furuhiro_speech) January 18, 2023
前半をゆっくり話すと、後半の噛みやすさが軽減されます。
実は、私自身が吃音で非常に悩んでいた時期がありました。
その中で気づいた点でもありますが、冒頭から焦ったモードになると、いくら練習をしても、うまく話せないのです。
だから、スピーチでも発表や司会をするときでも、意識的に冒頭の部分をゆっくり話せるよう、練習をすることがオススメなのです。
実は、原因としては、人前でも感情や思考を留めるような、腰を据えた言動が苦手なタイプの人に、わりと多い傾向でもあります。
自分なりにトレーニングしても、本番ではどうしても冒頭から早いスピードの話し方に陥ってしまう。そうした場合は心理面からアプローチして、改善するのも一手かもしれません。
緊張による交感神経の高ぶりなどで、初速から焦り、口調が早くなることがよくあるためです。
私も悩んでいた時期は長かったのですが現在は、Twitterの録音通り、コントロールができるようになりました。話の速度は、学べば、変わることが可能です。