こんなお悩みはありますか? |
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・スピーチが短く終わって、話すのが恥ずかしい ・スピーチ原稿が長くなり、聞く人を疲れさせてしまう |
人前で話す際の、苦手意識と関わりやすいのが「話の内容の長さ」です。
ここではそれぞれの「対処法」をご紹介しています。

古垣講師
自分では改善が難しいと感じる場合でも、適切な方法を知ると変わります。
スピーチ原稿が短くなる場合
そもそも、「スピーチ原稿が短くなる」のは悪いことばかりではありません。
「乾杯の挨拶」などは、「短めのスピーチ」のほうが、喜ばれることも多いです。
ただし、「送別会」「式典」「朝礼」など、様々な場においては、ある程度のボリュームがないと話の聞き応えが無くなり、聴衆に物足りない印象を与える機会も、わりとあるものです。
スピーチが短くなる場合、根本的に必要なのは、「一つのネタでじっくり話す技術」です。
例えば・・・
- ・物事の始まりの状態
- ・途中の経過
- ・物事の最後の状態、結果的にどうなったか
こうした「経過」の語りに慣れることが、まずは大事。

古垣講師
話が短く終わる人は、経過を語るより、結果を中心に伝えがちなため、話が短くなることも多いです。
また、3つのポイントを語るなど、短い話を詰め合わせて、長く語ろうとする人もいます。
しかし、出来事や心情の変化について、経過を描ければ、いろいろな話を盛り込まなくても、長く話せます。
当会のトレーニングでも、お悩みに合わせて、実践的に学んで頂けます。
入門編「ラクに話せる文章の基礎」+「本番力が身につく練習法」」
放送業出身の講師が教える、「スピーチを覚えて話す」ための基礎力を磨ける動画レッスン。
ひとりでも本番並みの負荷を味わいながら、スピーチ練習ができます。
スピーチ原稿が長くなる場合
「話が長くなってしまう」と感じる人も多いです。
こうしたお悩みは、「“あれもこれも伝えよう”と考えすぎる人」や、「情報を絞り込むことに慣れていない人」に多く見られます。
改善するなら、「話の軸(話全体を通して、もっとも伝えたいこと)」を具体的に決めることです。
すると「ここは無くても、話として成立する」という箇所を見つけやすくなります。

古垣講師
漠然とした話の軸だと、情報をいろいろと盛り込みたくなるので注意しましょう。
話の軸を決めれば、「何を語れば、その軸を表現できるのか」を検討するので、話の範囲も自然と絞りやすくなります。
そもそも話の軸を決めるには、情報の優先順位を検討し、他人に何を訴えたいかを精査することが必要です。
情報を受け取る人は、たくさんのポイントを受け取ることは困難です。
原稿を書く際は、一度、頭の中の素案を書き出して、それから話の軸を精査しましょう。

古垣講師
話の軸を精査すると、より訴求力のある仕上がりになります。
当会のトレーニングでも、話の軸を定めながら、スピーチがほどよい長さに仕上がるよう、詳しくコツをお伝えしています。