更新日:2023年4月25日|公開日:2023年2月14日
こんなお悩みはありますか?
・スピーチが短く終わって、話すのが恥ずかしい
・スピーチ原稿が長くなり、聞く人を疲れさせてしまう

人前で話す際の、苦手意識と関わりやすいのが「話の内容の長さ」です。
ここではそれぞれの「対処法」をご紹介しています。
コツを学べば、苦手を克服したスピーチが可能です。

目次
・スピーチ原稿が短くなる場合
・スピーチ原稿が長くなる場合

スピーチ原稿が短くなる場合

話す場にもよりますが、基本的にスピーチや、人前で話すことは、それなりのボリュームが求められます。

聞き応えがないと、集まった場が充実したものになりづらいためです。

根本的に必要なのは、一つのネタをじっくり話す技術です。
例えば・・・

  • ・物事の始まりの状態
  • ・途中の経過
  • ・物事の最後の状態、結果的にどうなったか

こうした「経過」の語りに慣れることが、まずは大事。

苦手な人は、短い話を詰め合わせて、語ろうとしがちです。

しかし、出来事や心情の変化について、経過を描ければ、あれこれ話が散らからずに、自然体で長く話せます。

また、一つの場面をじっくり描くと、それだけで情報が増えていきます。そうした場面描写も、おすすめの技術の一つです。

当会のトレーニングでも、お悩みに合わせて、マンツーマンで実践的に学んで頂けます。

スピーチ原稿が長くなる場合

「自分で話が長くなることをコントロールしづらい(自然と長くなる)」と感じる人も多いです。

こうしたお悩みは、そもそも「原稿化して、コツコツと話を考えると長くなる」人、あるいは「話す範囲」を絞りきれない人が多いです。

改善するなら、まずは原稿上の細かなノイズを削除すること。

「同じ意味」の言葉、文を消すなどして、ダラダラと述べない原稿に。

さらに話の結論を決めておけば、「ここはカットしても話が成立する!」という箇所を見つけやすくなります。

また、範囲を絞りきれない人も、結論を決める。さらに、何を語れば、結論を裏付けることが可能なのか、触れるべき情報を見極めること。

結論(結局何を言いたいのか)を決めづらい場合は、以下のような守りの姿勢に入っていることも。


  • 守りの姿勢→他人の感じ方を気にしながら、あれもこれも盛り込む
  • 攻めの姿勢→情報に優先順位をつけて、他人に何を訴えたいかを精査する

発想段階では、守りの姿勢で、大事なことをリストアップすることは必要です。

ただ、情報を受け取る人は、全てを受け取るのは困難なことが多いです。

原稿を整理する中で、本当に大事なことは何かが埋もれないよう、情報を精査する。

当会のトレーニングでも、お悩みに合わせて、マンツーマンで学んで頂けます。

執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
講師詳細  話し方オンラインレッスン開催

ことばの時間通信(無料メルマガ)

「話し方ノウハウ」&「講座情報」週1回配信
※登録解除はいつでも可能です
記事大分類から探す
タグから記事を探す

講座ページアクセス順位
  1. 人前での話し方 基礎講座
  2. 説明力を磨く 個別レッスン
  3. 会話力を伸ばす 個別レッスン
  4. みんなのとーくクラブ
  5. 経営者・専門家向けスピーチレッスン


カウンセリングアクセス順位
  1. あがり症改善 認知行動療法
  2. 話し方・あがり症総合カウンセリング
  3. 評価軸と自信のカウンセリング