更新日:2025年10月3日|公開日:2023年2月14日
こんなお悩みはありますか?
・スピーチが短く終わって、話すのが恥ずかしい
・スピーチ原稿が長くなり、聞く人を疲れさせてしまう

人前で話す際の、苦手意識と関わりやすいのが「話の内容の長さ」です。
ここではそれぞれの「対処法」をご紹介しています。

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古垣講師

自分では改善が難しいと感じる場合でも、適切な方法を知ると変わります

目次
・スピーチ原稿が短くなる場合
・スピーチ原稿が長くなる場合

スピーチ原稿が短くなる場合

そもそも、「スピーチ原稿が短くなる」のは悪いことばかりではありません。

「乾杯の挨拶」などは、「短めのスピーチ」のほうが、喜ばれることも多いです。

ただし、「送別会」「式典」「朝礼」など、様々な場においては、ある程度のボリュームがないと話の聞き応えが無くなり、聴衆に物足りない印象を与える機会も、わりとあるものです。

スピーチが短くなる場合、根本的に必要なのは、「一つのネタでじっくり話す技術」です。

例えば・・・

  • ・物事の始まりの状態
  • ・途中の経過
  • ・物事の最後の状態、結果的にどうなったか

こうした「経過」の語りに慣れることが、まずは大事。

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話が短く終わる人は、経過を語るより、結果を中心に伝えがちなため、話が短くなることも多いです。

また、3つのポイントを語るなど、短い話を詰め合わせて、長く語ろうとする人もいます。

しかし、出来事や心情の変化について、経過を描ければ、いろいろな話を盛り込まなくても、長く話せます。

当会のトレーニングでも、お悩みに合わせて、実践的に学んで頂けます。

情報の組み方と記憶術を学ぶ!
入門編「ラクに話せる文章の基礎」+「本番力が身につく練習法」」

なぜ、話を覚えづらいのか、その解説をご覧頂けます。

放送業出身の講師が教える、「スピーチを覚えて話す」ための基礎力を磨ける動画レッスン。
ひとりでも本番並みの負荷を味わいながら、スピーチ練習ができます。

スピーチ原稿が長くなる場合

「話が長くなってしまう」と感じる人も多いです。

こうしたお悩みは、「“あれもこれも伝えよう”と考えすぎる人」や、「情報を絞り込むことに慣れていない人」に多く見られます。

改善するなら、「話の軸(話全体を通して、もっとも伝えたいこと)」を具体的に決めることです。

すると「ここは無くても、話として成立する」という箇所を見つけやすくなります。

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漠然とした話の軸だと、情報をいろいろと盛り込みたくなるので注意しましょう。

話の軸を決めれば、「何を語れば、その軸を表現できるのか」を検討するので、話の範囲も自然と絞りやすくなります。

そもそも話の軸を決めるには、情報の優先順位を検討し、他人に何を訴えたいかを精査することが必要です。

情報を受け取る人は、たくさんのポイントを受け取ることは困難です。

原稿を書く際は、一度、頭の中の素案を書き出して、それから話の軸を精査しましょう。

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話の軸を精査すると、より訴求力のある仕上がりになります。

当会のトレーニングでも、話の軸を定めながら、スピーチがほどよい長さに仕上がるよう、詳しくコツをお伝えしています。

執筆者

【執筆者】古垣博康
【プロフィール】株式会社ワクリ代表。NHK(総合、Eテレ)の番組制作や番組サイト編集に携わりながら、話し方団体で講師を務める。現在は話し方講師、スピーチライター、認知行動療法&産業カウンセラー。
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