こんなお悩みはありますか? |
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本番で思った通りに話せず、調子を崩しやすい |
周囲の圧に押し負けやすい |
人前で生き生きと話せず、萎縮しやすい |
緊張する場面では、それに耐えうる「心の強度(自信)」が必要です。
心の強度を高めるためのコツを、技術面と心理面から解説します。
伝わるかどうか、不安や盲点はないか
まず「伝える内容の不安」を払拭することは、考えておきたい点です。
伝える際に意識したいこと |
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聞く人に分かりやすく伝えられる |
何を訴求したいのか明確に定まっている |
各ブロックや全体が適切な分量である |
ただ、3,000人以上の皆さまとトレーニングをしてきて分かったのは、伝わらない人の中には一定数、無自覚なまま話をする人がいらっしゃいます。
「話の分かりやすさ」
「訴求する内容を磨く」
「適切な情報量にする」
これらがニガテだけども、ご本人が理解できる内容なので、別に問題とは感じない事例がしばしばあります。
しかし、大勢の前で話す際は、「なんだか聴衆が付いてきてない」といった空気が生じやすい。
そして、心の強度が下がっていき、急な緊張感に襲われることもある。
そんなときは伝え方の問題ではなく、「緊張しやすい性質の問題で、会場の空気を不自然に感じるのだろう」と誤解されるケースもあります。
大勢の前で萎縮する人も、それを「性格の弱さ」だと感じる人もいますが、実は内容面に自信を持てるほどの準備ができていない人は、少なくありません。
言葉や話には、伝わりやすい組み方のルールがあります。そのため、適切に準備すれば、聞く人の反応も、ある程度は予測できるようになります。
こうした準備ができれば、本番前から心の強度(自信)は高まっていきます。
緊張感を調整して、心の強度への影響を軽減する
心の強度を低下させる原因には、「心の揺らぎが大きくなる」点も関わります。
例えば、話す際に「どう評価されているのだろう」など、「会場」や「自分自身」の様子を気にしてしまう。
すると話への集中力が削がれます。
さらに、もともと持っている「認知(ものごとの捉え方)」の影響で、会場や自分自身の様子が悪い方向に見えてしまうこともある。
すると、焦りまで生じてきて、余計に心が揺らぎやすくなります。
これらの結果として、心の強度(自信)が低下します。
対策としては、まず「話すことに意識を向ける」トレーニングがお勧めの方法。
緊張しやすい意識の向け方を根本から、調整していきます。
さらに、認知行動療法で、緊張感を増しやすい自己イメージなどの捉え方、感じ方を変えていくこともできます。
なお、もともと緊張感が高まりやすく、本番前からガチガチに硬くなりやすい場合は、その対策も必要なことがあります。
当会では、ご自分のお悩みに合わせながら、レッスンを組み立てて頂けます。