こんな悩みはありますか? |
---|
・話の道筋をつくれない ・長い話が苦手で、ポツリポツリと話しがち ・意見を伝えても、よく聞いてもらえない |
同じようなコトを語る場合でも、上手に話せる人と、そうではない人がいます。
企画を話すときも、
「○○をしたいんです」
ではなく、
「□□という理由で、○○をしたいんです」
など、きちんと道筋がある話し方ができること。
そうした「ストーリー性」が話に備わると、理解しやすく、納得しやすい話し方になります。
また、プレゼンテーションやビジネス上のコミュニケーションで使われる「Story telling」という言葉もあります。
他人が理解、共感しづらい事柄について、データではなく、分かりやすいエピソードなどを用いて説得するというものです。
ストーリー性のある話し方が上達することで、相手に訴える力や引き出しの多さも変わります。
今回、トレーニングするために押さえておきたいポイントをご紹介します。
話の道筋をつくる情報整理
話にきれいな道筋をつくるために、心がけたいのは情報の引き算。
頭の中で、さまざまな情報が渦巻いていると、きれいな道筋をつくれません。
無駄な情報を削りましょう。
また、情報の足し算が必要なこともあります。
例えば、話の結論へと繋がる部分。
「なぜそうした結論になるのか?」という、「理由」に当たる文脈を盛り込んでおくと、説得力のある話になります。
感じていることを言語化する
話が苦手な人の中には「感じていることを、言葉にできない」というお悩みがあります。
仕事をしていると作業に没頭し、自分が何を感じているのか。
どのように表現すると良いのか。
そんな感覚を忘れがちになることがあるからです。
例えば、関わっているプロジェクトについて違和感があれば、
他のうまく行っている物事との比較をしてみる。
すると、どのような違和感があるのか、何が問題だと感じているのか。
言葉で表現するのが上達します。
自分が感じていることを言語化できると、話に深みが出ます。
魅力的なストーリーを語れるのです。
取り組むためのコツ
脳の余白をつくることがポイントです。
技術が上達していない段階では、少し考えただけで、頭が一杯になりやすい状態。
ワーキングメモリ(脳の作業台)は、一度に多くのことを処理できないことがあります。
・考えたことを書き出して、頭を空にする
・時間をおいて見直す
最初のうちは脳の余白をつくれると、話をブラッシュアップしやすくなります。
ぜひ、じっくり取り組んでみてください。
ストーリーを語ることで、ビジネス上の話も、雑談も魅力的になります。
教室のレッスンも、まさにストーリーを語るトレーニングです。
Copyright secured by Digiprove © 2019